
「乱用って何?何回以上使うと、乱用ですか?」と、問われて。

A:1回以上、B:5回以上、C:10回以上の3択。6年生は、ほぼAかBに挙手。正解は全部でした。つまり、1回以上用いれば乱用とのこと。

なぜかというと、「乱用とは、乱りに用いること」だからだそうです。
お話の中で、薬物がなぜ恐ろしいものなのか、その作用の現れ方や一生治ることがないこと、その後の人生が取り返しのつかないものになること等、教えていただきました。

「これ覚醒剤だよ。」と、知らない人が近づいてくるわけではなく、知り合いの知り合いくらいの人が、「元気になるサプリメントだよ。」とか、「食欲をコントロールできるよ。」とか、軽く声を掛けてくることもあるとのこと。また子供たちは、インターネットで簡単に世界とつながっているので、ここも要注意。




お話の最後に、世の中には様々なルールがあるが、ルールはみんなを縛るためにあるわけではなく「みんなを守るため」にある。ルールそのものの見直しが必要ならば、みんなで考えていくことも大切、とのことでした。
「薬物」はどこか遠い世界の話ではなくて、実は私たちのすぐそばにあるものなのかもしれないと考えさせられました。

子供たちの感想は、講師の方のお話を真剣に聞き理解したことや、自分事として感じた恐ろしさや気をつけたいことを述べていました。
◆朝、希望の森の方から声が聞こえてきました。何をしているのかと尋ねたら?
「これ、ぼくが作った椅子。たくさん石を拾ってきて、中に落ち葉をいっぱい集めたんだよ。」

「きれいな赤い葉っぱがあったよ。」

「落ち葉って、すぐパキパキに乾いちゃうんだよね。」確かに、教室に置いてあった落ち葉や廊下に貼ってあった作品は、すぐ乾燥して色が変わってしまっていました。
「水に入れたらどうかな?」なるほどと思い、容器に水を入れて浮かべてみました。

「わー、きれい!」
通りかかった6年生も、「これどうしたんですか?」と、すぐにその紅葉の美しさに気づいていました。
◆今宵は、「皆既月食」と「天王星食」

1年生の教室でも話題となったようです。
「双眼鏡で、夜、見るんだあ。」と、とてもわくわくしながら教えてくれました。