空気を閉じ込めたときには、縮んだり、押し返したりという手の感触がありました。空気でっぽうの先に玉を込めて発射すると遠くまで飛び出していくことを体験しています。
今回は水。筒で水を吸い上げて、水鉄砲に。


「空気の時には少しの力でも玉はとんだけど、水は違いました。」
「どう違ったの?」
「最後までしっかりと押さないと、勢いよく飛ばなくて。」
「でも、大きな鉄砲も小さな注射器みたいな鉄砲も、思いっきり押すとすごく勢いよく水が飛び出て、向こうにいる友達まで届きました!」

これも空気の実験の時のように、存分に楽しむことを通して気付きや疑問が生まれることでしょう。
暑い夏ならではの体験です。
◆『おむすびころりん』
1年生の教室からは楽しげな声が聞こえてきました。お面をつけた「おじいさん」と「おばあさん」と「ねずみたち」、そして「おむすび」とナレーションの子供たち。

お面をつけた「おじいさん」は、すっかりおじいさんになりきっています。腰を曲げたり、「ありがとうよ~。」と声色を使ったり。時折、オリジナルの台詞をアドリブで入れてみたり。


お話の最後の方で、みんなで踊っている様子を表現。
「ところでみんなは、盆踊りって知ってる?」と訊かれると、ほとんどの子が「知らな~い。」コロナ禍の中、この3年間は夏祭りも自粛されているからなのでしょうか。それとも時代?担任の動きを見よう見まねで、輪になって盆踊り。とても楽しげでした。

最後は、ネズミさんたちにもらった「こづち」を振ってみると・・・・・・。大判小判がざっくざっく出てきましたとさ。おじいさんとおばあさんは、喜びの舞でめでたしめでたし。

素直に役になりきって、昔話の世界を楽しんでいた子供たちです。