◆6年生は、1年生と仲良くなるために朝活動の時間を使って一緒に遊んでいます。6年生の願いは1年生と仲良くなって、学校生活を楽しませたいのだそうです。
今日は、講堂で「色おに」をしていました。
「いろおにをしってるひと?」
多くの子が知っていましたが、もちろん知らない子もいるので、まずは説明。ちゃんと紙に書いて、説明の準備をしていました。
6年生の説明を真剣に聞き入る1年生。
初めは6年生が鬼の役。本気で走り回る1年生を、多少の手加減をしつつ本気で追いかける6年生。
鬼になって困っている1年生には、さりげなく寄り添いアドバイス。
最後には、元の場所に集まって感想を聞いていました。
6年生は、胸に自分の名前を平仮名で書いて貼り付けていました。名札は漢字ですから。
「私の名前、おぼえてくれましたか?」
「〇〇ちゃん!□□君のお姉ちゃんだからわかるよ。」
「仲良くなりたい」と思ったら、まずは名前を覚えてほしいとの思いがあったようです。もちろん6年生は、1年生の名前を呼びながら活動していました。
◆「書写」の学習
1年生が、「書写」の学習に取り組んでいました。国語の内容として「我が国の言語文化に関する事項」というものがあります。学習活動や日常生活に活かすことのできる書写の能力を育成することが重要とされています。タブレットを使う学習ももちろん大切です。ですが、「文字を書く」という学習も、大事な学びです。
「書写は、お手本を見て、よい姿勢で、ゆっくり、ていねいに書く」ということ学習です。」「ていねいに、ゆっくり書くと、上手に字が書けるようになります。そういうお勉強が書写です。」
さっそく「書写用の鉛筆」が、配られました。
「ぼくの鉛筆と色が違う。銀色だ。」
「なんか芯が太いよ。」「この鉛筆、重たいな。」
初めて手にした「書写用鉛筆」に、子供たちは興味津々。
「あっ、私の名前が書いてある!」
「これは自分用だから、大切に使いましょうね。」
これまでも鉛筆でいろいろ書いてきた子供たちですが、「書写」の時間となると、姿勢も、道具も違い、また新鮮な気持ちで自分の名前をていねいに書いていました。